コトルの中のアドベンチャー・クルーズ
コトル小型船クルーズは、町の豊かな歴史に浸り、夜には快適で豪華なボートに戻るという、断然おすすめの方法だ。コトルの町は、歴史的建築物の豊かさと素晴らしいシーフード料理で有名だ。夜は活気にあふれ、コトルの広場や狭い石畳の小道は、小さな時間まで喧騒に満ちている。この歴史的な町を訪れるには、小型船クルーズが最適だ。かつて古代の船乗りたちがそうしていたように、海門から入ることができる。
歴史、建築、文化が豊かなコトルは、モンテネグロの伝統、料理、独特の美しさを楽しむのに最適な寄港地だ。
コトルの人気観光スポット
コトルへの小型船クルーズは、モンテネグロで最も豊かな文化と歴史を持つ町のすぐ近くに停泊する。城壁に囲まれたコトルには、古代の町並みが完璧に保存されている。狭い石畳の道、歴史的建造物、車の乗り入れが禁止されているため、タイムスリップしてかつてのモンテネグロを体験することができる。それゆえ、コトルの旧市街がユネスコの世界遺産に登録されているのも驚くにはあたらない。町には、コトルの中世の生活を再現した生活歴史博物館や、町の人気者である猫の博物館など、小さくて風変わりな博物館も数多くある。また、コトルの歴史を通してこの街に暮らしてきた猫たちに捧げられた広場もある。
旧市街の散策は、町を訪れる小さなクルーズ船が停泊する港に面した壮麗な海門から始まる。コトルの旧市街に入るには、雰囲気のある石造りの門を通らなければならない。中に入ると、歴史的建造物の数々が待ち構えており、コトル大聖堂は町全体を見下ろすようにそびえ立っている。古代の大聖堂はコトルの中心部にあり、コトルで最も貴重な工芸品や宗教的遺物がいくつも展示されている。この大聖堂は、歴史的な地震のために何度も再建されたことは興味深い。
聖ヨハネ山には、健康の聖母教会がある。これはコトルで現存する最古の建物で、6世紀に遡る。ハイキングと同じくらい息をのむような眺めが楽しめる。
コトルクルーズのベストシーズン
コトルへの小型船クルーズは、春から夏にかけて、温暖な気候の中、太陽の光を浴びながら水上で長い一日を過ごすことができる。メインシーズンは6月に始まり、9月末頃には静かになる。どちらのシーズンの終わりにもコトルへのクルーズに参加すると、少し涼しい日が続き、一緒に観光する人も少なくなる。豊かな歴史に加え、コトルでは年間を通して数々のフェスティバルが開催される。お祭りのシーズンは2月のコトルのカーニバルで始まり、地元の人々は手作りの仮面をつけ、通りで演劇やコンサートを行う。コトルのフィエスタでは、教会やコンサートホールが伝統的な器楽音楽で埋め尽くされる。ファッショニスタなら、小型船クルーズでコトルを訪れるなら7月がおすすめだ。このファッション・フェスティバルには、モンテネグロ中のデザイナーが集まり、モンテネグロの最新スタイルが披露される。
クルーズでコトルを訪れる際のヒント
- コトルは歴史的な姿を可能な限り保存しているため、美しい街並みを満喫できる。ただし、石畳の急な坂道が多いので、歩きやすい靴で出かけよう。
- コトルの背後にそびえる山からは、湾と町そのものを見渡すことができる。急な上り坂だが、登る価値は十分にある。
- コトル周辺、特に旧市街の急な坂道を歩くのは暑いので、水分を十分に取ること。もし忘れた場合は、高い値段ではあるが、小さなボトルを売ってくれる露天商がよくある。
コトルのクルーズはどこから出発するのか?
コトルは主に空港のない港町なので、コトル行きの小型船クルーズのほとんどはティヴァト発着となる。国際空港と充実したヨット・マリーナがあるティヴァトは、モンテネグロの小型船クルーズに乗船するのに理想的な場所だ。美しい旧市街を訪れ、大富豪の優雅なヨットマリーナを見るために1泊2日する価値のある町でもある。